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2009.10/8(木)〜10/12(月)
「能・歌舞伎衣装 津山に咲く 〜包むという文化を通じて〜 」について 現在、日本でただ一人、手織りで歌舞伎の衣装と帯地(丸帯)を京都・西陣で制織する職人が宮本克之助氏です 宮本氏は坂東玉三郎、市川海老蔵など多くの歌舞伎役者の衣装を50年以上にわたり手がけられてきています 今回は「能・歌舞伎衣装 津山に咲く〜包むという文化を通じて〜」と題して、「包む」という視点から宮本氏の制織した能・歌舞伎のための衣装を、丸帯や仕覆、バッグ、袋帯、風呂敷などさまざまな形にして展示を行います また、和仁栄幸氏作の、松永直之氏の協力により、備前焼ぐい呑み+仕覆、額装仕立ての衣装地なども展示されます 主催は、京都の呉服店「あいぜん」同社の創業30周年を記念して京都、東京、津山にて実施されます 津山ではM&Y記念館、京御門茶室画廊の2箇所にて開催いたします 主な展示内容は以下の通りです(展示する作品はすべて販売もいたします) ○「包む」の視点で能・歌舞伎衣裳を様々な形にて展示(丸帯、仕覆、バッグ、袋帯・風呂敷など) ○衣装制作のための紋型紙(初公開となります) ○和仁栄幸氏によるぐい呑など30選(限定版・仕覆をセットにて展示) ○松永直之氏による衣装地の額装作品の展示 ○あいぜん30周年記念の創作きものと帯の展示 「能・歌舞伎衣装 津山に咲く」の実施概要について 開催期間および開催場所: 10月8日(木)〜10月12日(月)棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)1F展示室 10月16日(金)〜10月18日(日)京御門 茶室画廊 入館料:どちらも入場無料でご覧になれます ※作者の宮本克之助氏も来場されます 10月10日(土)午後=M&Y記念館、 10月17日(土)午後=京御門茶室画廊 ○宮本克之助氏略歴 1941年 京都市に生まれる 創業者 宮本与平は、明治20年機業店より独立し当時は袈裟など法衣を製織していたが、孫にあたる三代目宮本揆卯次郎が昭和21年から舞台衣裳専門へと内容が移行 1986年(昭和61年)揆卯次郎死去により当代、宮本克之助が継承し現代にいたる ○和仁栄幸氏略歴 1944年 苫田郡鏡野町に生まれる 1967年 金重陶陽の門に入る。師の他界後、長男道明に師事、金重素山に薫陶を受ける 1975年 苫田郡鏡野町に築窯し独立 1977年 「金重陶陽一門展」に出展、以後各地での一門展に参加、個展を開く ○松永直之氏略歴 1958年 津山市に生まれる 1986年 津山高等技術専門学校木工科を卒業 1998年 大阪高島屋にて個展を開く。以降2001,2004,2007,2009年にも個展を開く その他、福山天満屋(2002)、岡山高島屋(2003)、高松天満屋(2007)等にて個展を開く
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