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作州の竹細工 犬
竹の犬のしおり
犬と人間とのつながりは古く、天然記念物に指定されている『柴犬』は石器時 代からの血統に属するそうですが、日本全国、犬と人間との昔話も多く桃太郎の犬もそのひとつです
作州では中山神社(美作の国一宮)の奥に小さな嗣があり、猿の宮として今でも、子育ての社として参拝者があとをたちません
この地域に出没する大悪猿を、犬をお供につれた旅人がこれをこらしめて、改心した猿は以来村人や子供達を守り続けた、と云う話が一遍上人聖絵にもでてきます。
この様な話は日本国中いたる所にあるようです。
古い日本のお話の中には、こらしめて服従さしていますが、殺害することは決 してありません。
民族と民族のぶつかり合い、その時常に話し合い(取り引き)があった様で、民主主義を感じさせます。
犬は健康の守神として腹帯に犬の字を、また正月十四日のとんどの灰でひたいに犬の字を書いたり子供の為のお守りとして多くの神社お寺の郷土玩具があり、すこやかに育つ事を願ったものです。
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