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作州の竹細工 ひつじ 文化・歴史
2012 年10 月 3 日(水)
竹細工

ひつじの栞 (しおり)

ひつじは古代日本列島には、居なかった様で、文献上の初見は推古天皇七年に百済から贈られたとあり。

黒白二種、黒を夏羊、白を呉羊というと記さされているし、人名に羊や未が用いられているから、知識として理解されていたのでしょう。

「羊」は頭部の象形文字で、おいしくてよい姿をしたものの代表とされ、吉羊が吉祥となり、養、善、義、美などに含まれています。

そして性質が従順なことから、女性的で弱者の代表とされました。

ウシ科の動物は眼がクリクリと可憐であり鼻がむきだしではなく、四つ足では最も人に近い表情をしています。

作者は牡午座も大日如来も三角点に関連が有る様に思います。

ひつじ年の守り本尊は大日如来です。

大日如来は宇宙と一体と考えられ、その光明が遍く照らすところから、偏照または大日と言い智を象徴します。

羊は本来、灰色に黒毛が多いものが良いカシミヤになるのだそうですが、カシミヤ羊を想像しながらも、これからはすべてを白紙にもどした時点から始まる世代で、しかるに知恵をもっとも上手に生かす方法をひつじに微したいと青い竹を真白く塗って、白ひつじにしあげました。

ひつじのように、おだやかな幸多い年でありますよラにと念じております。
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