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作州の竹細工 兎 文化・歴史
2012 年10 月 3 日(水)
日本工芸展入賞作品

竹細工の兎

子供の頃兎について私共はこんな話をしてもらいました。

森の中で兎とりすと猿とくまが遊んでいた時、うえと寒に今にもたおれそうな旅人(帝釈天)が通りかかり助けをもとめました。

皆んなは手わけして枯技をさがしてきて、火をたいて旅人をあたため、つぎにたべものをさがしに出ました

りすとさるは木の実をきがしてきました。

くまは川で魚を取って来ました。

しかし兎はなにもあげるものがなかったので、「私をたべて下さい」 と火の中にとびこみました。

するとたちまち黄金の雲が兎のからだをつつんでものと姿に戻った帝釈天(旅人)は兎を高くさしあげて月宮におくこととしました。

「古印度伝説」

この話白樺に兎とは慈悲、勇気、忍耐の動物として可愛がられてきました。

一方中国古代伝説の月の世界では兎が不老、不死の薬を搗くとし竪臼に竪杵で薬を搗く図が一般的で、(万病の薬師)これをわが国では餅をつくと解し満月を望月(もちつき)とも呼ぶようになったのです。

(おめでたい事)との様な事を企頭に置いて竹の丸さ、強さ、等なる竹の特長を生かして、白兎に作って見ました。

どうぞ末長く御愛玩下さい。
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