山下 【さんげ】
津山城の堀の内側には、藩主の一族や重臣たちの広大な屋敷が建ち並び、その一角には学問所や米蔵なども設けられていた。この地域を、江戸時代には内山下と呼ぶこともあったが、明治時代に山下に統一された。 明治以降、広い敷地が利用可能となった山下地域には、北条県庁などの役所や学制による小学校、あるいは製糸工場などが建設され、津山の近代化の中心地となった。
山下の地図
元和2年(1616年)に築城した、「津山城(鶴山公園)跡」。日本三大平山城の一つ。写真にある建物は平成十七年に復元した「備中櫓【びっちゅうやぐら】」。
城下町の町並み
「津山観光センター(津山市観光協会)」県北ならではの地域産品を購入できる。
旧市立図書館。
美作国建国1300年記念碑【みまさかのくにけんこく1300ねんきねんひ】。和銅六年(七十三年)に美作国が誕生、上毛野朝臣堅身(かみつけぬあそんかたみ)が初代美作国司を担った。
千代稲荷神社【せんだいいなりじんじゃ】 社伝によると、承平4年の創建と伝えられている。建物の形式は、いわゆる「隅木入春日造」と言われるものである。 大きな赤いちょうちんが目印の本殿は平成15年に津山市の指定重要文化財に指定されている。 ◆ 千代稲荷神社...
写真に写っている「旅館 お多福」と「江見写真館」がみえる。 「旅館 お多福」は、創業八十年を越える旅館「お多福」には、郷土の偉人・先人の遺墨や書簡など、多数の作品を収蔵する「作州維新文庫」がある。 「江見写真館」は、創業百四十年の歴史をもち、貴重な古写真が約一万点も所蔵されている写真館。
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