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没後百回忌供養祭を祝う、そば粉聖人に改めて感謝!(美作市) |
文化・歴史 / 美作市 |
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 没後百回忌供養祭を祝う、そば粉聖人に改めて感謝!(美作市)
4月9日日曜日、そば粉聖人堂(美作市殿所)において、萩原誠司美作市長をはじめ市村仁岡山県議会議員、大川泰栄美作市教育長ら来賓を迎え、また市内外から約300人が参拝し、そば粉聖人没後百回忌供養祭が行われました。 この供養祭は、病に苦しむ多くの人を救うため自らの指を切り落とし祈ったという、人間愛溢れる遍照院是空法師、通称そば粉聖人の偉業を後世に伝えようと地元世話人会(横山郷治代表)が行ったもので、今年で100年目を迎えました。 午前10時、古式にのっとり長正寺脇坂良仁住職による読経が始まる中で、聖人の末柄である高木博さんや絵本を書いた安藤由貴子さんらが記念碑を除幕、参拝者による焼香が続く中で多くの人が是空法師の仏像に手を合わせました。 厳粛なうちに式典が終わり、隣接した特設ステージでは、そば粉聖人の偉業を称えるイベントが繰り広げられました。 まず、ダンチャイン奏者三船ヴァンさんによるベトナム16弦琴の演奏が始まり、季節に相応しい「さくらさくら」で幕をあげました。 続いて、みまさか朗読の会(浅浦由紀子会長)が絵本「そば粉聖人物語」を紙芝居とともに紹介、そばを常食とし68才でこの世を去った是空法師の人生を振り返りました。 また、高橋丹山師範による津軽三味線の演奏もあり、激しいバチさばきと三味の音色にみなさん聴き入っていました。 広場に目をやると、丹下幸男さんや下山中さんから聖人にまつわる絵画の展示や奉納、野口佳子さんら地元婦人による蕎麦やおにぎりが振る舞われ、さくとう山の学校(朝霧武志組合長)のみなさんによる蕎麦打ち体験や実演コーナーもありました。 そば打ちにチャレンジした美作市地域おこし協力隊の大熊啓朗さんは、この体験を通してそば打ちの極意を身に着け、聖人にあやかりこの地に蕎麦の店を出したい、と抱負を話していました。 閉会にあたり、多くのみなさんがこの限界集落に足を運んでいただき無事百回忌を祝うことができました。スタッフのみなさんとそば粉聖人に改めて感謝しますと、高木博さんが挨拶、午後1時30分に全てが終わりました。










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